【愛犬に軽度のうつ病・心の病の疑い】犬のうつ病・心の病気に伴う症状・原因・治療法とは?

【愛犬に軽度のうつ病・心の病の疑い】犬のうつ病・心の病気に伴う症状・原因・治療法とは?

膝蓋骨(しつがいこつ)脱臼と診断されているさねしげですが、少し前から頻繁に自分の手やお腹を舐める仕草についても気になっていました。

そこまで心配していなかったのですが、最近になってお腹周りが少しだけ赤くなっていることに気づきました。

犬の病気に最も多いとされているのは皮膚病です。

さねしげも皮膚病なのかなと早めに動物病院に連れて行ったところ、アレルギーなどによる皮膚病などではなく、自分で舐めすぎた結果として皮膚が少し赤くなっているのではないかとの院長先生の診断でした。

さねしげがそうした行為に至る原因について考えられることを尋ねると、心因的な要因で強迫的に舐め続ける犬がいるとのことでした。

特段、ひどい状態ではありませんが、これを続けてかぶれてきたりすると痛い思いをしてしまうかもしれないとのことで、軽い精神安定剤みたいな粉薬と皮膚の治療目的の飲み薬(10日分で5、000円程度)を処方していただきました。

今回の診断を受け、人間だけではなく犬の世界にも心の病というかうつ病的な要素があると知り、心底驚きました。

十分愛情をかけて毎日楽しく過ごしていると思っていましたし、実際にさねしげも楽しそうなのですが、一人の時間にストレスを抱えていたのかもしれません。

こうした経緯を踏まえ、今回は犬のうつ病や心の病について考えてみたいと思います。

犬の世界にも「うつ病」や「心の病」という概念があるのか?

人間のうつ病の治療にもアニマルセラピーとして活用される犬自身が心の病を抱えるケースもあります。

しかし、犬は言葉を話すことはできませんので、犬がどのような気持ちでいるのかを正確に理解することは、現代の医療や技術では不可能であり、犬もうつ病があるかどうかは、今のところ判断することはできませんが、犬にも心の病はあるとうのが現状です。

犬は本来、群れで生活する生き物であり、猫と違って一人遊びが苦手な動物です。

そんな犬が長時間、飼い主と離れて1匹でいる状態が続くと、分離不安からうつ病になる可能性があります。

近頃、愛犬の元気がなく、食欲も近く、いつも狭い所にうずくまっていたり、自分の足や爪をかむなどの自傷行為をしていたり、その痕が見られたり……といった兆候が認められれば、それらは愛犬のうつ病のサインかもしれません。

犬のうつ病・心の病の症状

犬のうつ病・心の病を疑う症状として、まず考えられることは、犬は寂しがっていたり、不安を感じていたりすると、いつもと違う行動が表れます。

具体的には、以下のようなサインが考えられます。

  • 急に元気がなくなる
  • 食欲不振
  • 家の中のものを壊す
  • 下痢
  • 散歩を嫌がるようになる
  • 狭い場所に入ってじっとしている
  • 寂しそうに歩きまわるようになる
  • 眠ってばかりいる
  • 震える
  • 何時間も遠吠えをする
  • 飼い主に興味を示さなくなる
  • 自分の手足を噛むなどの自傷行為が多くなるなどの行動的な変化
  • かまってほしくて故意にトイレを失敗するようになる

さねしげの場合は、自分の手足をかむ癖が少しあり気になりました。

犬のうつ病・心の病が発症する原因

犬がうつ病を発症する原因は、ストレスや寂しさを感じることであり、その原因として具体的なものをあげますと、

  • 留守番ばかりの生活
  • コミュニケーション不足
  • 愛情不足
  • 運動不足
  • 飼い主の機嫌がいつも悪い
  • 生活環境の変化(引っ越しや新しい家族が増えるなど)

など様々な要因が考えられますので、日々の生活の中から、うつ病の原因になり得るこれらの要因については気をつけるようにする必要があります。

さねしげの場合は、家にいる時にケージに入っているのが嫌なのかなと思いました。

犬のうつ病・心の病の治療方法

前項でみたように、心の病気は犬が強く不安を感じることで引き起こされるとされていますので、そうした要素を取り除くことが対処法であり予防法でもあります。

簡単に実践できるものとしては、以下のような対策が考えられます。

  • テレビやラジオをつけておく
  • 音楽を流す
  • エアコンなどで温度や湿度を快適に保つ
  • 照明をつけたままにしておくか、暗くなる頃に照明がつくようにタイマーをセットする
  • お留守番中よく眠れるように、お留守番前にお散歩へ連れて行く
  • 犬の保育園や幼稚園、ペットシッターを利用する

重度の症状がみられた場合には抗うつ剤を使用することも

重度の症状になると、人間と同様に行動治療の一環で、抗うつ剤を処方することがあります。

抗うつ剤には不安を和らげる作用があるため、心の病の原因となっている犬の不安な気持ちを落ち着かせてあげるために使用します。

さねしげの手足を噛む行為からは軽度の不安を抱えてる可能性が考えられるとのことで、通常の処方の半分かつ服用も半分の処方を受けて様子見しています。

まとめ:さねしげのケース

さねしげは飼い主に似てメンタルが弱いのでしょうか?

「かわいい、かわいい」と甘やかして育てた代償で極度の寂しがり屋体質になってしまうケースも考えられるとのことで、可愛がり過ぎて寂しがり屋になってしまったのかもしれません。

また、さねしげの場合は、人間や他の犬のことが好きすぎる側面があるのですが、まさかそれが裏目に出るケースがあるとは思いませんでした。

今のところ、手足を噛んだりお腹を舐め過ぎたりして皮膚に若干の炎症がでた程度で他の行動には全く懸念点はなく、楽しそうに過ごしていますが、今回勉強したことを踏まえ、これからはさらに注意していきたいと思います。

柴犬は健康で強い犬だから飼育しやすいとはよく言われますが、なかなか大変です。

とはいえ、さねしげは、それ以上に癒しをくれる存在ですから、毎日元気に過ごしてもらいたいところです。

 

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